2018/09/20 08:59
みなさんこんにちは。漆喰置物を作っているPlastartのJaneです。
今日は[くま]シリーズ第三弾、[くま3]をご紹介したいと思います。
Plastartは、自分たちで1から漆喰を作っています。その漆喰には化学糊など、余計な添加物のない純度の高い天然漆喰です。
その、セルフメイドの漆喰で置物などを作っております。興味のある方はこのブログ記事をご参照ください。
漆喰で置物を作るのは、とてもむずかしい!
でも、漆喰だからこそ、いや、漆喰にしか出せない味や雰囲気があるのです。
今回ご紹介するのは、その漆喰の味わいを存分に活かして出来上がった[くま3]です。
耳、足、そしておしり。やわらかい丸さが[くま3]のチャームポイント。
その丸さは、時間をかけて作られた丸さなのです。
漆喰のくま3を、何度も何度も手のひらで丸くなるように成形し、出来上がった丸さ。優しさ。
漆喰アートには、はめ込み用の[型]のようなものは無いので、全ての作品が一点物。世界に一つだけの作品となります。
くま3の丸みも、そういう工夫・努力のもと生まれました。
目や口には釘を使っています。漆喰に埋め込まれたパーツはいい具合に微笑んでいるかのように見えます。
触った触感は、ちょっとザラザラ。漆喰らしさが出ています。
Plastartの[くま]シリーズでは、一番くまらしさが現れている一品になるかと思います。
そんなくま3の、微笑み。家に置くだけで、ほっこり優しい雰囲気が辺りを包み込んでくれるかも知れません。
後ろからみても、優しい丸さが目立ちます。実は漆喰で四つ足を作るのは、漆喰特有の水分含有量と重力の関係でとても難しい事。このくま3も、今までの作品と同様、型にはめたような完成されたものではなく、手作りの良さとも言えるいびつさが出ています。
でもそれが不自然ではなく、ナチュラルな雰囲気を出すのに一役買っているのです。
くま3は、優しさでできています。
見ているだけでほっこりできる、そんな置物です。
あなたのお部屋に飾ってみませんか?優しさが伝わってきて、ほっこりできると思います。
以上、くま3のご紹介でした。
読んでいただき、ありがとうございました。
漆喰置物の取り扱いや注意点、面白さなどは、Plastartのホームページのinformation、About、Blogなどでご紹介しています。
良かったら一度訪ねてみて、ご一読くださいね。
なお、この作品は数年前に作られ、しっかり乾燥され熟成したアンティーク感のある作品となります。
くすみなどもございますが、それらを[味]と捉えてくださる方にはもってこいの作品です。